どうも、く~とです
今回ご紹介するのは災害時やアウトドアの際にあるととても便利な3WAY充電器チャージックミニです。
現在、日常生活の中でほとんどの方が使用しているであろうスマートフォンですが、スマートフォンを使用するのに無くてはならないものが充電器です。
しかし、常に充電できる環境でいられるのかと言えば決してそうではありません。
特に地震や台風などの災害時には電力確保が困難な状況になることが想像されますし、それ以外にもアウトドアや登山など電力確保が不可能な環境下では充電する術がなくスマートフォンの使用ができなくなってしまいます。
そんなときに役に立つのが今回ご紹介する3WAY充電器チャージックミニなのです。
今回は我が家でも約2年前(2022年1月)から使用しているチャージックミニのレビューを中心にご紹介していきたいと思います。
今回の記事は
- チャージックミニについて知りたい
- 災害時やアウトドアなどの際にあると便利な充電器を探している
- 電力が無くてもスマホを充電できるモバイルバッテリーを探している
そんな方にオススメの記事となっています。
災害時にあると安心!3WAY充電器【チャージックミニ】をレビュー!
チャージックミニとは?
チャージックミニは東京都中央区にあるリバーフライヤージャパン合同会社が販売している3WAYソーラーモバイルバッテリーで、チャージックミニの他にもセキュリティ性能を高めたポーチやバッグなどを中心に販売している会社でもあります。
チャージックミニの特徴
3つの充電方法
ソーラー充電、USBケーブル充電、手回し充電の3つの充電方法で充電することが可能となっています。
特にソーラー充電と手回し充電が可能となっているため災害時やアウトドアなど電力確保が困難な状況下でもスマホやタブレットを充電することができるので充電切れの心配がありません。
ソーラーパネル搭載
日光に向けるだけで発電が可能で1日約8時間で35%充電ができ、3日24時間でフル充電が可能となっています。
通常のモバイルバッテリーと同様に使える
micro USBケーブルでコンセントからも充電が可能となっています。
2台のスマートフォンやタブレットを同時に充電ができる
ダブルUSBポート出力搭載なので2台のスマートフォンを同時に充電できるので便利。
高密度LEDライト搭載
災害や停電時などいざという時に明かりを確保できるのが便利。
防水性と耐久性を兼ね備えた素材
素材は高強度、防水ABSプラスチック(環境保護素材)を使用。
チャージックミニの仕様
- 価格:(税込)3780円 ※2024年1月時点
- カラー:ブラック、グリーン
- 製品サイズ:130㎜×60㎜×34㎜
- 重さ:320g
- ソーラー電池容量:10000mah
- ソーラーパネル:5-5.5V 0.4W
- 素材:高強度 防水ABSプラスチック
- セット内容:ソーラーチャージャー本体×1、USBケーブル×1、カラビナフック×1、本製品説明書×1
チャージックミニ後継機種【チャージックミニプロ】
我が家で使用しているのはチャージックミニになるのですが、現在はチャージックミニの後継機種としてチャージックミニプロが発売されていますので、そちらのご紹介もしておきます
チャージックミニプロ
チャージックミニプロの仕様
- 価格:(税込)4280円 ※2024年1月時点
- カラー:レッド、グリーン、ブルー、シルバー、オレンジ
- 製品サイズ:139㎜×78㎜×29㎜
- 重さ:320g
- ソーラー電池容量:12000mah
- micro USB入力:5V 1A ・最大出力USB 5 V / 2.1A(急速充電仕様)
- 素材:防水・防塵・耐衝撃ABS素材、止水USBカバー付き
- セット内容:ソーラーチャージャー本体×1、USBケーブル×1、携帯保護ケース×1、カラビナフック×1、本製品説明書×1
チャージックミニとの違い
- カラーが2色から5色に増加
- LEDライトの明るさを3段階に調節が可となりSOSモードも追加
- 本体の厚みが約5㎜薄くなった
- 充電残量メーターが追加された
- 防塵・止水USBカバーが追加された
- 携帯用保護ケースが付属された
以上のように便利な機能が追加されて明らかにバージョンアップしています
チャージックミニ購入の経緯
ここからはチャージックミニの購入の経緯を少しお話ししたいと思います
我が家でチャージックミニを購入したのが今から約2年前の2022年1月なのですが、購入しようと思った理由は防災用として準備しておきたかったからです。
これまで我が家では防災グッズを少しずつ購入してきていたのですが、災害時に使用できるモバイルバッテリーをまだ購入しておらず、これは災害時には間違いなく必要になるだろうということで購入することにいたしました。
万が一避難生活を余儀なくされたときに想像したのは電力確保ができない環境になる可能性が高いということでした。
その時にやはり必要となるのが家族の安否の確認や情報の収集のために使用するであろうスマホを使用できる状態にしておくこと、そのためにはスマホを常に充電できる状況にしておかないといけないと思いましたので、それを可能にしてくれる充電器を探し見つけたのがチャージックミニだったのです。
チャージックミニレビュー
ここからはチャージックミニを実際に使用してみた感想をお伝えしていきたいと思います
チャージックミニ グリーン
ソーラーパネルで太陽光で充電ができます。USBケーブルが付属しています。
裏面には手回し充電用のハンドルがあります。
ハンドルを起こして手回しすることで充電することができます。
1分間回すと約5分間充電することができます。
側面には本体充電用microケーブル挿入口と機能切り替えスイッチがあります。
カバーを開けると本体充電用microケーブル挿入口があります。
機能切り替えスイッチは上からLEDライト、充電ONスイッチ、OFFスイッチとなっています。
上部には左から急速充電ダブルUSBポートと充電点灯ライト、LEDライトとなっています。
急速充電ダブルUSBポートですので2台同時に充電することが可能となっています。
充電時には充電点灯ライトが点灯します。
LEDライトはとても明るく停電時には十分役に立つと思います。
画像では伝わりにくいかもしれませんが暗闇の中で物を探すには十分な明るさだと思います。
ここからは実際に使用してみた感想になります。
我が家では基本的には付属のUSBケーブルをパソコンに繋いで充電をしているのですが、常に充電できているようにしておくために定期的(約2週間置きくらい)に充電をするようにしています。
ただし、チャージックミニの問題点として充電残量の目盛りなどが無いため、どの程度充電が無くなっているのかが分からないのでとりあえず我が家では約2週間置きにするようにしています。
※後継機種のチャージックミニプロには充電残量目盛りが装備されています。
パソコンからUSBケーブルを接続しての充電は説明書どおり約10時間ほどで充電が完了いたしました。
次にフル充電が完了した状態でスマホに充電したときの状況を記録してみました
僕が現在使用しているスマホは約3年前に購入したものになります。
スマホのバッテリー残量が48%の状態で充電を開始いたしました。
10分後 バッテリー残量57% +9%
30分後 バッテリー残量71% +23%
60分後 バッテリー残量93% +45%
70分後 バッテリー残量100% +52%
以上のような結果となりました。
この結果、平均で4分で3%の充電が可能というのがわかりました。
何度か試してみて多少の誤差はあるのですが、80秒~90秒で1%の充電ができるという計算となりました。
ですので、もしバッテリー残量が0%のときに充電を開始したとしたら100%になるには約1時間20分~1時間30分くらい時間がかかるということになります。
ただし、数回しか検証していませんので精度にばらつきが出る可能性があるのと、それぞれが持っているスマホの使用年数などによっても充電時間が変わってくると思いますので、あくまでも参考程度に見ていただければと思います。
あと、充電後のチャージックミニの充電残量がどの程度残っているのか分からないのが不満点としてあげられます。
次に2台同時に充電したときの状況になります
今回は僕のスマホと妻のスマホ(共に約3年前に購入した同じ機種)で検証、更に僕と妻のスマホの充電残量が違う数値にして検証してみました。
僕のスマホの充電残量が42%、妻のスマホの充電残量が73%の状態で同時に充電を開始しました。
僕 5分後 バッテリー残量45% +3%
妻 5分後 バッテリー残量75% +2%
僕 10分後 バッテリー残量50% +8%
妻 10分後 バッテリー残量78% +5%
僕 30分後 バッテリー残量58% +16%
妻 30分後 バッテリー残量86% +13%
僕 60分後 バッテリー残量74% +32%
妻 60分後 バッテリー残量98% +25%
以上のような結果となりました。
この結果でわかったことは、2台同時に充電をすると1台づつの充電率が下がるということです。
1台だけで60分充電したときが+45%だったのが、2台にすると+32%と+25%という結果になりました。
しかし、不思議なことに2台分の充電率を足してみると32%+25%で+57%になるので、1台のみの+45%を上回っている計算になります。
僕は数学に強いわけではありませんので、この計算が正しいのかどうか分からないのですが、なんか不思議!?と思ってしまいました。
それと、充電開始時のスマホのバッテリー残量によっても充電の伸び率が違うのもわかりました。バッテリー残量が73%の妻のスマホよりもバッテリー残量が42%の僕のスマホの方が早く充電されていました。
これは通常のスマホの充電と同じでバッテリー残量が少なければ少ないほど充電率が高くなるのと同じですね。
それから一番重要なチャージックミニに充電ができていない状態で本当に充電ができるのかどうかという点です。
この検証については非常に難しい部分があり、チャージックミニのは充電残量目盛りがないので、充電残量がゼロなのかどうかが分からない点で検証するしかないという点です。
これについてはチャージックミニを長期間(約半年)充電しない状態で放置し検証してみました。
その状態で手回し充電をしてみました。説明書には1分間ハンドルを回すと約5分間充電できるとのことでしたので、同じようにしてみました。
実際に1分間ハンドルを回して充電を開始すると約90秒で1%づつ充電されていきました。これについてはとにかく手動でハンドルを回すことで電力を発生させることができる点に単純に凄いなと感じました。
災害時に電力確保が困難な環境下ではこのように手動でもスマホに充電できること自体有り難いことだなと思うと同時に、チャージックミニのような防災グッズは必須であるなと心の底から思いました。
ちなみにハンドルは1回転させるのに重たくはないですが、軽くもなく1分間回し続けるのは少し疲れるなという印象です。
特に女性や小さなお子さんの場合は思っている以上に疲れるのではないかと感じました。僕と同じ男性であれば10分くらいは連続して回し続けることは出来ると思いますが、間に休憩を入れながらになると思いました。
最後にソーラー充電についてですが、これは日中陽の当たる場所においておくだけで充電できるので非常に楽ではありますが、日差しが少ないときにはかなり時間がかかりますので緊急のときには手回しで充電することになるのかなと思います。
しかし、電源不要で充電できるのは非常に有り難い機能であることは間違いありません。
※手回しハンドル充電機能について
電源や日光が無い緊急時に使用する目的で設計されているので、基本的には緊急時のみの使用をおすすめいたします。
チャージックミニとメリットとデメリット
メリット
- ソーラー充電、USBケーブル充電、手回し充電の3つの充電方法がある
- 電力確保ができない環境下でも充電できる
- LEDライトが使用できる
- 災害時にあると安心できる
- 3000円代と手頃な価格
デメリット
- バッテリー残量が分からない
- 320gと少し重たい
まとめ
今回は3WAY充電器チャージックミニのご紹介をしてきました。
チャージックミニは3つの充電方法があるモバイルバッテリーで、特に電力確保が困難な災害時やアウトドアや登山などの際にとても役にたつ3WAYモバイルバッテリーとなっています。
チャージックミニの最大の特徴はソーラーパネルで充電できる点と手回し充電ができる点にあります。
電力確保が困難な環境下でもチャージックミニが1台あればスマホやタブレットを充電することができるため、大事な家族の安否確認や情報収集のためにスマホを使用したいときに充電切れになってしまったなんてことがありません。
更に2台同時に充電できたり、LEDライトが搭載されていたりと便利な機能も併せ持っています。
スマホを常に使用することの多い現在だからこそ、いざという時のための充電器があるととても便利で安心することができますよね。
特に地震や台風などの災害が多い日本だからこそ常日頃からそういったときのための準備が大事だと思います。
これから災害時やアウトドアなどに使用できる充電器の購入を検討されている方は、この記事を参考にご自身の用途に合ったモバイルバッテリーを探してみてはいかがでしょうか。
チャージックミニ、便利です!
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