
どうも、く~とです
今回は介護シューズの種類と選び方についてご説明していきたいと思います。

みなさん介護シューズはご存知ですか?
高齢になると足腰の筋力が衰え普通に歩行することが困難になったり、ちょっとした段差につまずきやすくなってしまったり、年齢を重ねるごとに転倒のリスクが高まります。
又、ケガやむくみなどで一般的なシューズが履けなくなってしまったり、装具を装着されている方など、身体に合わせたシューズが必要となってきます。

そんな方たちの悩みを解消するために生まれたのが介護シューズなのです
安心して出歩くために、そしてつまづきや転倒予防のために、身体に合わせたシューズでストレスなく元気に歩いて健康的な体を維持するために介護シューズが利用されています。
今回の記事は
- 介護シューズの必要性について知りたい
- 介護シューズの種類について知りたい
- 介護シューズの選び方について知りたい
- 介護シューズの人気のメーカーを知りたい
そんな方にオススメの記事となっています。
介護シューズの種類と選び方
介護シューズとは?
介護の必要な人が履くためや高齢で足腰の筋力が衰えて普通に歩くことが困難になった人やケガやむくみなどで普通の靴が履けない人などが履くことを想定して作られた靴のことを言います。
又、リハビリの際に履くものもあるためケアシューズやリハビリシューズと呼ばれることもあります。
介護シューズの必要性
年々高齢者の割合が増え、どんどん高齢社会が加速しています。そしてそんな高齢者の方が介護が必要となった主な原因の約12.5%が転倒・骨折となっており、認知症18.7%、脳血管疾患15.1%、高齢による衰弱13.8%に次いで多い4番目となっているのです。
又、平成27年からの5年間で高齢者が救急搬送されている事故の割合で最も多いのが「ころぶ」で全体の82.1%を占めており、次いで「落ちる」が10.5%となっており、この2つの事故だけで5年間に30万人以上の高齢者が医療機関に救急搬送されているというデータも出ています。
更に住宅内の事故が半分以上を占めているというデータもあり、そういったことを踏まえても靴(履物)がどれだけ大事なものであるのかがわかります。
高齢者は筋力が衰えていったり、平均感覚が低下していったり、視力の低下の影響で転倒、転落のリスクがかなり高くなっているのが現状です。
そういったリスクを未然に防いだり、身体の状態に合った靴を選んで安全に歩行するために介護シューズはとても大きな役割を担っています。
そして装具を装着している方やリハビリ用などの専用のシューズを履くことで効果的なリハビリなども行うことも可能になります。
介護シューズの種類

介護シューズには大きく分けて次のような種類があります
① 介護用シューズ(施設用・屋外用)
施設内はもちろん屋外用としても使用できるタイプ
徳武産業㈱ ダブルマジックⅢ

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② 介護用シューズ(屋外用)
屋外用として軽い運動やウォーキングなどに使用できるタイプで室内履きとして使用できるものもあり
㈱アシックス ライフウォーカー

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③ 介護用シューズ(屋内用)
室内での転倒を予防するためのシューズ
㈱竹虎 転倒予防シューズつま先なし

竹虎 転倒予防シューズ つま先なし ブラックL ( 091294 ) (株)竹虎 【メーカー取寄】
④ 病院内シューズ(院内用)
病院内での歩きやすさや転倒を予防するためのシューズ
徳武産業㈱ 早快マジックレギュラー2502

[徳武産業] 早快マジック レギュラー 2502 足囲サイズ3E相当(標準) S〜3L 両足 介護 シューズ 靴 男性 女性 メンズ レディース 敬老の日 父の日 母の日
⑤ 装具対応シューズ
リハビリを想定した装具対応のシューズ
㈱ムーンスター Vステップ03

リハビリシューズvステップ03両足 ブラウン 11411497
介護シューズの選び方

ここからは介護シューズの選び方についてご説明していきたいと思います
身体や症状に合った靴を選ぶ
むくみや腫れなどのある場合は脱ぎ履きする際に靴の開口が大きいものや調整の可能なタイプのシューズを選ぶと便利です。又、素材が柔らかいものを選ぶと足への負担も軽くなります。
使用用途に合わせた靴を選ぶ
外出用なら屋外用、施設内を歩くことが多い方などは施設用・屋外用、入院中などであれば院内用、装具を使用されている方であれば装具対応シューズといったように使用用途に合わせたシューズ選びをすることで、より安全で転倒予防の対策にもなりますので目的に合ったシューズ選びをすることが大切です。
サイズの他、幅や甲の高さで選ぶ
人それぞれ足の大きさが違いますので足の幅や甲の高さなど、ご自身のサイズに合ったシューズ選びをし、フィット感をしっかり確かめて歩きやすいシューズを見つけましょう。
実際に試し履きができるのが理想ですが、試し履きができない場合はご自身の足のサイズを把握しておくと便利です。
①足長(そくちょう):つま先からかかとまでの長さ
②足幅:親指の付け根の出っ張っているところから小指の付け根の出っ張っているところまでの直線の長さ
③足囲(そくい):足幅②の周り(1週)の長さ
この3つのサイズが分かれば各メーカーのサイズ表記と照らし合わせて確認することも可能になります。
例えば、徳武産業のシューズであれば、あゆみ専用計測器でサイズを計測することでご自身に合ったサイズを見つけることが可能になります。

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徳武産業㈱ あゆみ専用計測器
メーカーで選ぶ
好みのメーカーで選ぶのもありです。我が家の家族の場合、初めに購入したシューズが気にいって以降そのメーカーを贔屓にするようになりました。
人気の介護シューズメーカー

ここからは現場でたくさんの介護シューズを取り扱ってきた僕だからわかる人気の介護シューズメーカーのご紹介していきたいと思います
徳武産業㈱:介護業界では知らない人はいないくらい有名なケアシューズ専門のメーカーです。屋外用、施設用、屋内用、院内用、装具対応と種類も豊富で僕の現場でもダントツの人気を誇るメーカーです。
アサヒシューズ㈱:1892年創業の老舗のシューズメーカーで介護シューズを開発して約23年で中でも快歩主義は根強い人気で特に女性からの人気が高くなっています。
㈱ムーンスター:施設、室内、屋外、装具対応と幅広いラインナップに加えて片足のみの販売も充実しており、むくみや腫れなどの悩みを抱えた方にとってはありがたいメーカーとなっています。
㈱アシックス:アシックスはみなさんご存知のスポーツメーカーでシニア世代のために開発されたライフウォーカーが人気となっています。母趾への負担を軽減するタイプや脱ぎ履きしやすいタイプなどもあります。
㈱アスティコ:昭和13年設立のシューズメーカーでケアシューズの他にキャディシューズやスクールシューズなども販売するメーカーです。すたこらさんソフトシリーズが人気で超軽量で高齢者でも足が疲れにくいのが特徴となっています。
craas(クラース):相部 祐里さんがデザイナーを務めるデザイン性と機能性を兼ね備えたケアシューズブランドです。価格は少し高めながら他にはないおしゃれなデザインが特徴で女性に人気となっています。
まとめ
今回は介護シューズの種類と選び方についてご紹介してきました。
高齢になると足腰の筋力が衰えていき年齢を重ねるごとに転倒のリスクが高まります。又、ケガやむくみなどで一般的なシューズが履けなくなってしまうなど、身体に合わせたシューズが必要となってきます。
そんな方たちの悩みを解消するために介護シューズが利用されています。
介護シューズには大きく分けて室外用、施設用、室内用、院内用、装具対応用といった種類があります。
そして、それぞれの使用用途に応じたシューズ選びが大事になってきます。
身体や症状に合った靴を選ぶ、使用用途に合わせた靴を選ぶ、サイズの他、幅や甲の高さで選ぶ、メーカーで選ぶ、というようにご自身に合ったシューズの見極めをしっかりすることで歩行の際の転倒予防にも繋がっていきます。
高齢者の多くが転倒やつまづきでケガをすることが増えており、その原因の一つとして履物によるものがあげられます。現在使用している履物(靴)を見直すことで転倒やつまづきのリスクを減らし、ケガのない健康な毎日を1日でも多く積み重ねることができれば嬉しいですよね。
我が家もそうですが家族が元気でいてくれることが何より幸せだと感じるので、この記事を参考にみなさんの介護シューズ選びのお役に立てればと思います。

家族みんなの生活応援、まだまだ元気に歩いていきましょう!
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