どうも、く~とです
今回はベアーズロックの冬用寝袋の封筒型【FX-503W】の紹介とマミー型【FX-453G】との違いについてレビューしていきたいと思います。
以前このブログではベアーズロックの冬用寝袋のマミー型【FX-453G】の紹介をさせていただいたのですが、今回新たに冬用寝袋の封筒型【FX-503W】を購入致しましたので、実際にこの2種類がどのように違うのかをレビューていきたいと思います。
以前の記事でマミー型【FX-453G】の紹介や寝袋のタイプや素材についても触れていますので気になる方はそちらの記事もよろしければご覧ください。
今回の記事は
- ベアーズロックの寝袋FX-503WとFX-453Gの違いを知りたい
- 冬用の寝袋で封筒型とマミー型のどちらにしようか迷っている
- コストパフォーマンスの高い寝袋を探している
- 車中泊や自宅でも使用できる寝袋を探している
という方にオススメの記事となっています。
ベアーズロック冬用寝袋 封筒型【FX-503W】の紹介とマミー型【FX-453G】との違いをレビュー!
ベアーズロック冬用寝袋 封筒型【FX-503W】の仕様と特徴
Bears Rock ベアーズロック -30度 寝袋 冬用 シュラフ 封筒型 FX-503W チョコブラウン800
価格:(税込)14800円 2023年2月現在(amazonn)
サイズ(展開時):(約)230㎝×90㎝
サイズ(収納時):(約)45㎝×36㎝
表面生地:300Tポリエステル
内生地:吸水性PGポリエステル
中綿:3Dファイバー製中空化学繊維
重量:約3.4㎏
適応シーズン:4シーズン(春・夏・秋・冬)厳冬期含む
適応温度:20℃~-10℃~-30℃
(快適睡眠温度域:20℃~-10℃ 使用可能温度域:-10℃~-30℃)
※快適睡眠温度域:薄着で寝袋に入っても快適に眠れる温度域です。
※使用可能温度域:ダウンジャケットなど厚手の服を着込んで使用することはできますが、長時間の睡眠には適応しない温度域です。
カラー:2色(チョコブラウン、ブラック)
特徴:
- 使用限界温度が-30℃となっていてベアーズロックの封筒型寝袋の中では一番の
温かさで、横幅も90㎝と大きめの作りとなっており寝返りも楽にできゆったりと
眠っていただける寝袋となっています。 - 又、封筒型のためフルオープンにできますので解放感を感じたいときには掛け布
団のように使用することができるのも特徴のひとつとなっています。 - 空気を含む中空繊維の寝袋ですので柔らかくふんわりした触り心地も特徴でThe
rmo Keeper®(サーモキーパー)機能により保温力も高いため暖かく快適に眠る
ことができます。車中泊はもちろん自宅用としても使用していただける寝袋とな
っています。
ベアーズロック冬用寝袋封筒型【FX-503W】購入の経緯
ここからはベアーズロック寝袋FX-503W購入の経緯を少しお話しさせていただきます
我が家では少し前に防災用をメインとしてベアーズロックの寝袋マミー型【FX-453G】を購入したのですが、その時に迷ったのがマミー型にするのか、封筒型にするのかという点でした。
いろいろと検討した結果マミー型の冬用寝袋【FX-453G】を購入したのですが、我が家では元々寝袋を2つ購入する予定にしていました。
その際に我が家で考えたのは、まず第一候補のマミー型冬用寝袋【FX-453G】を購入し、実際に使用してみてから同じものを購入するか、それとも第二候補としてあげていた封筒型冬用寝袋【FX-503W】を購入するかを決めようと家族で話し合っていたのです。
そして実際にマミー型冬用寝袋【FX-453G】を使用してみた結果、特に不満などはなかったのですが、「もっとゆったりと寝れた方が快適だろうな」ということと、封筒型でも-30℃対応であれば冬の寒さも問題ないであろうということで2つ目は封筒型【FX-503W】を購入することにいたしました。
ベアーズロック冬用寝袋封筒型【FX-503W】レビュー
ここからは封筒型【FX-503W】を実際に使用してみて感じたことなどをレビューしていきたいと思います
我が家で購入したカラーはチョコブラウンです。
左側が送られてきて箱から取り出した直後の封筒型【FX-503W】で右側が僕が収納したマミー型【FX-453G】になります。
カタログ仕様上では収納時は高さが両方とも約45㎝で幅が封筒型【FX-503W】が約36㎝でマミー型【FX-453G】約34㎝となっているのですが、このくらいのサイズになると、さほど違いを感じることはありませんでした。とにかくどちらも収納サイズが大きいです。
収納袋を開けるとマミー型と同じようにロールケーキのように丸められています。
封筒型【FX-503W】の特徴は画像のようにファスナーがサイドと足元のL型に開けれる点です。
全開にするとこんなふうに大きく開くことができます。
サイドには寝ている間にファスナーが勝手に開いてしまうのを防ぐためのファスナーガード(マジックテープで留めるだけ)が付いています。
中に入るとこんな感じです。(ハイ、前回に続き娘の登場です)
足元が気のせいか窮屈・・・娘が笑顔なんでここはガマン、ガマン。
身長177㎝の僕が寝るとこんな感じです。画像では足元にかなりの余裕があります。足をもっと下げればその分、頭の部分に余裕ができます。
実際に僕が寝るときはいつも使用している枕を寝袋にセットしても何の問題もなく眠れるくらい長さも幅も余裕がありました。
封筒型の良いところはこんな風にファスナーを開けていれば掛け布団感覚で開放的に使用できるところだと思います。
娘も気にいってくれたようなのでもう一枚。こんなふうにペットと一緒に居やすいのも広いスペースがある封筒型ならではだと感じました。
娘も「一緒に寝てもいい?」と言っております。
ここからは実際に寝てみての感想になりますが、マミー型の冬用寝袋【FX-453G】のレビューの時と同じ環境(外気温2℃、室温11℃)、服装も全く同じ状況で寝てみての感想となります。
まず寝袋に入ってすぐの状態ですが、マミー型【FX-453G】のときは入って3分ほどすればもうすでに体が温かいと感じたのですが、封筒型【FX-503W】は少し時間がかかるように思いました。
それでも5分ほどで温かいと感じれましたので特に不満に思うことはありませんでした。一晩寝てみての温かさも問題なく全く寒さを感じることもなく眠ることができました。
次に寝心地ですが、こちらはやはり封筒型ということでとにかく広々しているので窮屈感を全く感じることがなく、寝返りも自然な形で打てるので寝返りが打ちにくいというストレスを感じることもありませんでした。
又いつも使用している大きめの枕も普通に寝袋内にセットできるのも良いと思いました。マミー型【FX-453G】でも使用はできたのですが封筒型【FX-503W】の方が余裕をもって使用できると感じました。
それから解放感をもっと感じるために別の日にサイドのファスナーを腰辺りまで閉めずに寝てみたのですが、掛け布団感覚で解放感は感じることは出来ますが完全に閉め切った状態と比べるとやはり冷気が入り込んでくるので温かさは劣ってしまうと感じました。それでも寒くて寝れないということはなかったので【FX-503W】自体の性能の高さを感じることもできました。
室温11℃であれば封筒型【FX-503W】でも全く問題なく快適に眠ることができました。このくらいの気温であれば広々とした封筒型【FX-503W】の方がゆったりと眠れてストレスなく朝を迎えることができるのでオススメです。
後日、外気温が-1℃で室温9℃という環境でも寝てみましたが特に変化を感じることなく眠ることができましたのでベアーズロックの冬用寝袋のポテンシャルの高さを改めて実感することができました。
それから封筒型【FX-503W】の気になった点があります。
それが足元の角部分のファスナーの閉めにくさです。これは何度も試してみたのですが、毎回閉めるのにかなり苦労します。構造上仕方ないような気もするのですがちょっと残念な点としてあげさせていただきます。
もう一点これは前回のマミー型【FX-453G】と同じなのですが縫製の甘さです。
このように数カ所縫製の処理の甘い部分がありました。こちらは改善していただきたい部分ですね。
封筒型【FX-503W】とマミー型【FX-453G】の違い
違いを画像で紹介
ここからは封筒型とマミー型を画像で見比べていきましょう
左がマミー型FX-453G、右が封筒型FX-503W
並べてみると大きさの違いがよくわかりますね。封筒型の方が幅が広くゆったりしています。マミー型は幅が狭い分密度が高いためしっかり体にフィットしますので保温効果が高いです。
重ねてみるとこのような感じになります。特に足元の幅の違いを感じます。
封筒型の方が幅、長さ共に大きめのサイズなのがわかります。
封筒型【FX-503W】とマミー型【FX-453G】比較表
それぞれを比較してみました
封筒型【FX-503W】 | マミー型【FX-453G】 | |
価格(税込)2023年2月時点 | 14800円 | 14300円 |
サイズ(使用時) | 約230㎝×90㎝ | 約210㎝×83㎝ |
サイズ(収納時) | 約45㎝×36㎝ | 約45㎝×34㎝ |
重量 | 約3.4㎏ | 約2.9㎏ |
適応温度 | 20℃~-10℃~-30℃ | 12℃~-12℃~-34℃ |
カラー | 2色 | 4色 |
温かさ(MAXを10とした場合) | 8 | 10 |
広さ(MAXを10とした場合) | 10 | 6 |
一晩寝たときの寝心地 (下にマットありでMAXを10とした場合) | 8 | 7 |
※温かさ、広さ、一晩寝たときの寝心地の数値はく~との独断評価です
封筒型【FX-503W】とマミー型【FX-453G】のメリット、デメリット
封筒型【FX-503W】のメリット
何といっても布団で寝ているようなゆったりとした感覚を味わえるところです。
寝袋でありがちな窮屈で寝返りが打てないなどということはなく、普通に布団の中にいるように寝返りも打つことができるくらい広々としています。
それでいて温かいので使用時の満足感はかなり高いです。とにかく快適に眠りたいという方にはかなりオススメの寝袋であると言えます。
封筒型【FX-503W】のデメリット
収納時にはそれなりの大きさとなってしまうため収納スペースや持ち運びの際の手軽さという点では通常の寝袋に比べるとかなり劣ってしまします。
マミー型【FX-453G】のメリット
すぐに温まるということと、とにかく温かいという部分です。足先まで温かいので足
先が冷えやすいという方にはかなりオススメの寝袋です。真冬の寒さを凌ぐ寝袋とし
てはかなり優秀だと言えます。価格が安くコストパフォーマンスは非常に高いです。
マミー型【FX-453G】のデメリット
マミー型の割には全体的に分厚い作りになっているため封筒型と同様に収納スペース
を必要とします。収納スペースを取りたくないという方や持ち運びを楽にしたいとい
う方には不向きな寝袋と言えます。
まとめ
今回はベアーズロック冬用寝袋 封筒型【FX-503W】の紹介とマミー型【FX-453G】との違いを紹介してきました。
ベアーズロックの冬用寝袋は封筒型【FX-503W】-30℃対応でマミー型【FX-453G】
-34℃対応でそれぞれ価格が15000円弱と冬用寝袋としては他ではないコストパフォーマンスの高さが最大の特徴であると言えます。
どちらの寝袋も真冬の寒さを凌ぐには十分対応可能な寝袋ですし、真冬のキャンプや車中泊での使用の他に我が家のように防災用として万が一に備えて準備しておくと、いざという時に安心していられるのではないかと思います。
冬用寝袋ならベアーズロックの冬用寝袋がコストパフォーマンスの高さでもオススメです。
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