
どうも、く~とです。
今回は夏場の暑さ対策のおすすめのアイテム空調服をご紹介いたします。
空調服ってどんな服?
みなさん、空調服ってご存知ですか?簡単にいうとファン付きの服(作業着)のことです。ファンで服の中に空気を送り込んで服の中で空気を循環させて涼しく感じさせてくれるという優れモノの服(作業着)なのです。
年々夏場の暑さが厳しくなり、特に屋外やエアコン設備のない屋内での仕事をされてる方達にとっては

夏場の暑さ対策は毎年頭を
悩ますところだと思います。
僕も例外ではなく20数年エアコン設備のない屋内での作業に毎年、辛い思いをしていました。
2年前は特にひどく、熱中症で1度ダウンしそれ以外にもひどい頭痛と吐き気を感じながら仕事をこなすことも数回あり、なんとか猛暑を凌いでいる状態でした。
さらに老いも重なり、年々上昇していく夏の気温に耐え切れず、昨年ようやく空調服を購入いたしました。
バートルエアークラフトAC1094
そして今回僕がおすすめするのは


BURTLE(バートル)が発売しているエアークラフトAC1094です。
バートル エアークラフト ベスト フルハーネス対応 (ファン+バッテリーセット) <005-AC1094-AC260アーミー-AC270黒-袋> (LL, 42.ロイヤルブルー)
この商品の良いところは風量が強く長時間使用できて軽くてデザイン性も高くとにかく実用性にとても優れているところです。
いろんなメーカーからいろんな空調服が発売されている中でなぜバートルを選んだのか?その理由を説明する前に初めて購入される方用に少し空調服について説明しておきます。
そもそも空調服ってなぜ呼ばれているの?
空調服は(株)空調服が開発したもで、”商標登録”をしている名称なので空調服と名乗れるのは㈱空調服だけなのです。
ただ世間的にいろんな空調服が発売されてファン付きの服が空調服というふうに多くの方が認識されているように思います。
僕もそう思っていたうちの一人でした。あまりに空調服という言葉が浸透しすぎていますのでここでも空調服という言葉を使わせていただいています。
そして空調服を選ぶ前にもうひとつ知っておいてほしいのは、販売されているグループが大枠として3つに分かれているということです。
空調服の大枠3つ
- 空調服枠
㈱空調服が製造したファンを取り付けて販売する空調服メーカーの枠。
・空調服
・ジーベック
・自重堂 など - 空調風神服枠
㈱サンエス(空調風神服)が製造したファンを取り付けて販売する枠。
・サンエス
・ミズノ
・ビッグボーン など - 独立系ブランド枠
独自でファンから服までを製造し販売している枠。
・バートル(エアークラフト)
・村上被服(HOOH ”鳳凰”)
・クロダルマ(エアーセンサー) など
このような大枠のグループ分けがあることを知っていただくと空調服選びが比較的しやすくなるのではないかと思います。
空調服の基本セット
- 空調服
- ファン
- バッテリー
- 充電器
この4点が基本のセットになります。
基本的にセット販売になっていますが単品での販売もされていますのでお間違えの無いようにしてください。
空調服選びのポイント
- 価格
- 風量(電圧)
- バッテリーの持続時間
- ファンの厚み
- バッテリーの重さ
- 服のタイプ(長袖、半袖、ベスト、フード付き)
- デザイン(見た目のデザイン、カラーなど)
- 充電時間
- ブランド
まずは何を重視するのか?の優先順位を決める。
優先順位は作業環境、作業内容によって違ってくるので自分の使用状況をしっかり考慮して選ぶことがポイントです。昨年僕が空調服を購入しようと考えたときに選ぶポイントとしてまずは自分の働く環境を思い返してみました。
・何時間くらい空調設備のない中で作業をす るのか?
・作業環境がどの程度の暑さでどれくらいの風量のものだと暑さを軽減できる
のか?
・作業内容としてどのようなデザイン(形)のものが適しているのか?
それを踏まえた上で僕が求めたものは、
①7時間は使用できるもの。
②風量もできるたけパワーのあるもの。
③動きやすさ。(ファンの厚み)
④ベストタイプのフード付き。
⑤いかにも作業服というデザインでないもの。
この5つを優先順位として空調服選びをしました。
優先順位が決まればあとはいくつかに候補を絞って自分がしっかり納得できるものをその中から選んでいくだけです。
今回は最終的に候補を3つに絞りました。
購入の候補となった3つのメーカー
そして今回の購入に向けて僕が候補にあげたのが
ジーベック(空調服グループのもの)
XE98024 ファン&バッテリーセット
空調服 セット (2021年 14.4Vフルセット) ジーベック ベスト 遮熱‐5℃ フード付 ポリエステル100% XE98024 色:コン サイズ:L オリジナル冷感タオル付
サンエス(空調風神服グループのもの)
KU92112 ファン&バッテリーセット
バートル(独立系ブランドのグループのもの)
AC1094 ファン&バッテリーセット
バートル エアークラフト ベスト フルハーネス対応 (ファン+バッテリーセット) <005-AC1094-AC260アーミー-AC270黒-袋> (LL, 42.ロイヤルブルー)
以上の3種類です。
すべて2021年モデルです。
それぞれを比較してみましょう。
ジーベック
XE98024 ファン&バッテリーセット
価格 21780円 税込み(2021年6月時点)
稼働時間 7.2Vで約8時間
ファンの厚み 41㎜
バッテリー重量 254g
充電時間 約8時間
サンエス
KU92112 ファン&バッテリーセット
価格 21648円 税込み(2021年6月時点)
稼働時間 9Vで約9時間
ファンの厚み 38㎜
バッテリー重量 300g
充電時間 約4時間
バートル
AC1094 ファン&バッテリーセット
価格 21000円 税込み(2021年6月、実際の購入金額です)
稼働時間 10Vで約7時間
ファンの厚み 37㎜
バッテリー重量 303g
充電時間 約7時間

分かりやすく表にして
比較してみましょう
ジーベック | サンエス | バートル | |
価格(税込) | 21780円 | 21648円 | 21000円 |
稼働時間 | 7.2Vで約8時間 | 9Vで約9時間 | 10Vで約7時間 |
ファンの厚み | 41㎜ | 38㎜ | 37㎜ |
バッテリー重量 | 254g | 300g | 303g |
充電時間 | 約8時間 | 約4時間 | 約7時間 |
まず価格はどれもほぼ同じ。稼働時間は希望の7時間稼働させれる電圧で比較しています。基本的には数字が大きいほど風量があるとみてください。
風量でみるとバートルの10Vですが、稼働時間でみるとサンエスの9時間となりますね。
ファンの厚みはサンエスとバートルが薄いですね。
バッテリー重量はジーベックの254gが一番軽量です。
充電時間はサンエスの4時間がダントツですね。
こうして比較してみたときに僕の判断基準として7時間稼働すればOKというのがありましたのですべてクリアしているなら風量の大きいものということで10Vで7時間稼働のバートルが一歩リードしました。
そして次に動きやすさ。
作業中にいろんな動きや運動量が多い職場のため、動きやすさも重要なのですがファンの薄さなのか?重量なのか?という部分で重さより薄さの方が僕の作業環境上は優先すべき点でしたのでサンエスとバートルがまた一歩リードしました。
充電時間については7時間稼働できればその日のうちに充電する必要性は僕自身さほど感じていませんでしたので、特に判断材料にはなりませんでした。
そうなると残るはデザインになるのですがこのデザインで一気にバートルに気持ちが傾きました。これはもう好みの問題になると思いますが、バートルのデザインはとにかくお洒落だと感じました。可愛くもあり格好よくもありという感じで。
結果バートルのAC1094に購入を決めることとなりました。
く~との視点で
おすすめポイントをお伝えする

く~POINT!
空調服は年々進化して種類も数多く出ていますが、選ぶ際にこれだけは気を付けた方がいいというPOINTがあります。
それは価格の安さに安易に飛びつかないということです。これは実際に僕の同僚2名が安さに飛びついて失敗しているのを間近で見ているからです。
この同僚2名はそれぞれ全く違う店舗、全く違うメーカーの空調服を購入したのですが2名とも数千円の比較的安いものでした。しかしよく見るとファンの大きさが僕が購入したバートルより一回り小さく風量もかなり弱く、更にバッテリ―も4時間程度しか持続しないようなものでした。
僕は1日中(約7時間)空調服を着ているのに対して2名の同僚は昼過ぎには空調服を脱ぎ捨てているという状態でした。そしてそのうちの1名は2週間も経たないうちに他メーカーの15000円ほどする空調服に買い替えるということになってしまいました。
実際に間近で見ているとやはり安いものには安いなりの理由がちゃんと存在してて、高いものにはそれなりの利点がたくさんあるのだと改めて感じました。
安いものでも質の高いものもあるとは思いますが、失敗しないためにまずはしっかり性能や仕様を確認した上で購入することをおすすめいたします。
まとめ
年々夏の気温が上昇していく中で今後空調服は仕事の時だけではなく日常使いとしてもどんどん普及していく可能性のあるアイテムだと思います。
世間で空調服が当たり前の夏服になる前に先取りをして家族や友人に自慢気に教えてあげるのも有りだと思います。
「空調服?あ~けっこう種類あるよね!」
「実はもう持ってるよ!」
「どこのメーカーの買うの?いいの教えようか?」

なんて会話を想像するのも
楽しいですよね
夏場の暑さ対策には間違いなくおすすめのアイテムなので自分に合った空調服を探してみてはいかがでしょうか。
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