
どうも、く~とです
※2024年1月 最新レビューを更新しております!
今回はバートルサーモクラフトのジャケットタイプ【8210】のご紹介をしていきたいと思います。
以前このブログではバートルサーモクラフト(電熱パッド対応防寒着)の種類とサーモクラフト【5274】ベストタイプのレビューを掲載しましたが、今回はより寒さに強い【8210】ジャケットタイプのレビューをしていきたいと思います。
バートルサーモクラフトの種類やバッテリーと電熱パッドの互換性や使用方法については以前掲載した記事で詳しく紹介していますので、よろしければそちらもご覧いただければと思います。
昨年僕は冬場の寒さを凌ぐアイテムとしてバートルサーモクラフト【5274】ベストタイプを購入し、1シーズン使用してきました。
しかし、1シーズン使用していく中で僕の作業環境上やプライベートでの使用方法を考えるとベストタイプよりもジャケットタイプの方が適していると感じることが多く、今年(2023年)はジャケットタイプの購入を早くから決めていました。
そんなジャケットタイプの中から今年購入した【8210】をレビューと共に詳しくご紹介していきたいと思います。
今回に記事は
- バートルサーモクラフト【8210】ジャケットタイプについて知りたい
- バートルサーモクラフトの購入を検討している
- 真冬の寒さを凌げる防寒着を探している
そんな方におススメの記事となっています。
バートルサーモクラフト【8210】ジャケットタイプをレビュー!
サーモクラフト【8210】の仕様と特徴

[バートル] 防寒着 サーモクラフト 防寒 ジャケット +電熱パッドバッテリーセット 8210 THERMOCRAFT L 61アーミカーキ
- 8210 メンズ&レディース
- フードあり:取り外し可
- 素材:表地 高密度アーミーサテン、強撥水加工
- 素材:裏地 アルミメッシュラミネート加工(保温性)
- 混率:表地 綿100% 裏地 ポリエステル100%
- カラー:3色
- サイズ:S~3XL
- 価格(税込)13200円~14850円 ※価格は服のみ
- 特徴:綿100%のアーミーサテンを採用し、ミリタリー要素を取り入れたワイルドかつ渋さを感じさせる防寒着
サーモクラフト【8210】レビュー

ここからはサーモクラフト8210のレビューをしていきたいと思います

まずは画像を中心にご紹介していきます

バートルサーモクラフト 8210 ブラック XL
購入前に公式のWEBカタログで見た画像ではかなり光沢がかってる印象だったのですが、実際に現物を見てみるとそれほどの光沢感はありませんでした。
印象としては綿100%素材のミリタリーサテンということで非常にしっかりした表生地になっているという印象です。

後ろから見るとこんな感じです。フードのBURTLEのロゴがワンポイントとして気に入ってます。
フードがあると防寒対策アップになるのと、ちょっとかわいいデザインになりますよね。

フードを外すとこんな感じです。シンプルな防寒ジャケットという印象になります。

左腕部分には袖ファスナーポケットがあります。

フード無しの後ろからのスタイルです。めちゃくちゃシンプルになります。

フードはファスナーで着脱できます。

裏地はポリエステル100%のアルミメッシュラミネート加工となっているので保温性も抜群です。

左側の内ポケットにバッテリーを入れるポケットがあります。

電熱パッドのカイロポケットに電熱パッドをセットします。

肩部分は画像のようにポケットに差し込みます。

肩の部分はボタンで留めるようになっていますのでしっかり留めておきましょう。

カイロポケットからコードを通しておきます。

右側には小さなメモ帳が入る内ポケットがあります。

ここからは実際に着用してみた感想をお伝えしていきます
まずは最初に8210を手にしたときの感想なのですが、やはりジャケットタイプということで重さを感じました。
前年に購入したベストタイプの5274と比べてもそうなのですが、普段冬場に通勤用として着ているブルゾンと比べても明らかに重いと感じました。
しかし、これは8210を購入する前にどのような生地でどのような作りになっているのかをしっかりリサーチした上で購入いたしましたので、僕の中では予想通りと言えば予想通りの結果であったと言えます。
綿100%で裏地の素材などを考えてもジャケット自体の作りが非常にしっかりしているので、これはもう致し方ないのかなというのが僕の見解です。
ちなみに重さを量ってみましたがXLサイズでフードを付けた状態で約1350gという重さでした。
これに電熱パッドとバッテリーの重さ約400gをプラスすると約1750gという重さになります。

正直軽いとは言えませんね・・・
しかし、今回僕がこの8210を購入した理由は、とにかく仕事やスポーツ観戦時の真冬の寒さを凌ぐためにというのが最大の理由でしたので、ある程度の重さは最初から織り込み済みなのです。

なので、多少の重さは全く問題にはしておりません!

次にサイズ感についてです
まず、このサイズ感については少し注意が必要です。
僕の身長は177㎝、体重約70㎏です。
例えば僕が昨年(2022年)購入したサーモクラフトベストタイプ5274のLサイズの寸法は下記の通りなのですが、
バスト:112㎝
肩幅:46㎝
着丈:69㎝
裾周り:109㎝
ジャケットタイプ8210のLサイズで見てみると下記のように
バスト:118㎝
肩幅:48㎝
着丈:66㎝
裾周り:110㎝
特にバストのサイズが6㎝も変わってくるのです。
今回僕がジャケットタイプの8210を購入する際のポイントとして、とにかく真冬の寒さを凌ぐためにはどのようなサイズ感がベストなのかを考えました。
そう考えたときに何枚重ね着をしても窮屈に感じないサイズ感のものを選ぶのがベストというふうに思ったのです。
僕の場合は真冬になるとTシャツ、薄手長袖のヒートテック2枚、トレーナーの計4枚を着た上にジャケットを着るので、それでも窮屈に感じないようなサイズを選ぼうと思いました。
昨年購入のベストタイプの5274は袖がないのでLサイズを購入しジャストフィットという感じでした。
1シーズン着用してみてもう1サイズ上のXLでもよかったかなというふうにも感じていましたので、それを踏まえてジャケットタイプに置き換えた場合、袖がある分もう少し余裕のあるサイズ感のものの方が着心地や動きやすさは良いだろうと考えました。

その結果、購入したのがXLサイズとなりました
8210のXLサイズの寸法は下記のようになっています。
バスト:124㎝
肩幅:50.5㎝
着丈:68㎝
裾周り:116㎝
Lサイズでもバストサイズは少し大きめなのですが、ジャケットタイプということ、中に重ね着をすることを想定して1サイズ上のXLを選択いたしました。
まだ10月で真冬ではありませんが、実際に4枚重ね着をした上に8210を着てみました。

結果、ちょうどいいサイズ感でした!
これは人それぞれの着こなし方にもよるのですが、やはり重ね着を多めにする方は通常より1サイズ上のものを選択するのがいいように思います。
実際に動いてみた感想としては、やはり4枚重ね着をしているのと生地がしっかりしていて重みを感じるので多少動きにくいというのは否めません。
今回僕は比較的動きの少ない環境を想定しての購入ですので、動きやすさについて求める部分は高くありませんでした。
そのため不満に感じることはほぼないのですが、激しい動きをする方や腕を頻繁に動かす作業の方にとってはベストタイプの方がストレスを感じないのではと思います。

今回購入のXLサイズの袖周り部分ですが、通常ですと画像のようにかなり余裕のある状態でした。

ですがマジックテープで調整することができます。

このようにしっかり絞ることができますので風の侵入も防ぐことができます。
又、8210は若干袖丈が長めとなっていますのでこのように絞ることで、袖丈の調整も可能となっています。

次に暖かさについてです
これについてはまだ真冬を経験していませんので現時点でははっきりとした検証ができていません。
現在10月でつい先日、日の出前の午前5時に外気温12℃という日があり、そのときに8210を着てみました。
12℃ですのでちょっと寒いなというくらいでしたが、Tシャツ、トレーナー、その上に8210という着こなしでしたが全く寒くはありませんでした。12℃ですので電熱パッドをオンにするまでもなく暖かいという状態でした。
結果12℃の環境で分かったことは、普通のブルゾンや上着に比べたら間違いなく暖かいということでした。
普段着ているブルゾンに比べると明らかに暖かさを感じましたので、真冬に電熱パッドを使用すればどれだけ暖かいんだろうと期待しかありませんでした。
昨年ベストタイプの5274で電熱パッドの威力がどの程度のものなのかは実感していますので、今から真冬にジャケットタイプの8210を着るのが楽しみで仕方がない状態となっています。

この暖かさについては真冬を体感してから、またご報告したいと思います
現時点での評価となりますが、暖かさ重視の僕にとって8210はかなりお気に入りの防寒着となっています。
電熱パッドを使用せずとも暖かいのは感じていますので、真冬にどれだけの効果を感じれるのか今から楽しみで仕方がありません。

本気でこの冬は期待しています!

ここからは2024年1月時点の最新レビューとなります
この記事を作成したときはまだ10月で外気温が12℃程度でしか体感できていませんでしたが、あれから約3ヵ月が経ち現在は2024年1月末となっています。
最近ではかなり冷え込む日も多くなり外気温が氷点下になる日も増えてきましたし、日中でも寒い日は外気温が2℃という日もありました。

ということで、真冬の寒さの中で8210を着た感想をお伝えしていきたいと思います。
僕の使用している電熱パッド(TC250)とバッテリー(AC260)は共に2021年モデルと現行のものより古いため、持続時間や設定温度も最新のものに比べると少し劣る仕様となっていますのでそのあたりも考慮してお聞きください。
現状の僕の作業環境は大まかに言うと日中で屋外が約1時間、暖房のない屋内が約7時間というところで、それを踏まえた上での感想となります。
一番寒かった日(日中の外気温2℃、屋内の気温10℃)を例にあげてみます。
外気温2℃の屋外での作業では上から2番目の温度設定(10V 設定温度45℃ 連続稼働時間 約4.5時間)で使用しています。※MAXで使用すると約3時間しかバッテリーがもたなくなってしまうためです。
外気温2℃はやはり寒いなとは感じますが上半身は8210のおかげで少し暖かさは感じることができます。少ししか暖かく感じないの?と思われると思いますが、屋外で風が吹くと体全体として寒さはやはり感じてしまうという感じです。
僕の感覚でいうと、上半身の暖かさよりも電熱パッドの無い下半身の寒さに意識がいってしまうため少し暖かいなという程度になってしまっているのかなという印象です。
ただし、電熱パッドが無いともっと寒いんだろうなというのが率直な感想で、屋外での作業の際は絶対にサーモクラフトのバッテリー残量が無くならないようにしようと思ってしまうくらい頼りにしてしまっている自分がいます。
なので外気温2℃の屋外では8210は絶対必要!です。
次に屋内気温10℃での場合です。
屋内での作業環境に関しては動きのあるときと、動きの少ないときで全く体感が変わってしまいます。
屋外のように風のない屋内の10℃という環境はじっとしていればめちゃくちゃ寒いのですが、15分ほど体を動かしていると電熱パッドは必要ないくらいになります。
これは8210の元々の防寒性能が高いためだと思います。表地と裏地がしっかりしたものとなっていて防寒用の素材が使用されているため、少し動きのある作業の際はほぼ電熱パッドをオフにしています。
さすが8210というのが僕の感想です。
では動きの少ないときはどうなのかというと、これはもう常に電熱パッドはオンとなります。
その日の作業環境にもよるのですが、3~4時間程ほとんど動きのないようなときもあり、そのようなときは常に電熱パッドはオンにしながら作業をしています。
体が冷え切った状態ならまずは2番目の温度設定(10V 設定温度45℃ 連続稼働時間 約4.5時間)にして一旦上半身を暖めます。
気温が少し上がるときには途中で3番目の温度設定(8V 設定温度40℃ 連続稼働時間 約7.5時間)にして調節しますが、気温が上がらず10℃を維持し続けるときは、2番目の温度設定(10V 設定温度45℃ 連続稼働時間 約4.5時間)のまま使用し続けます。
屋内で10℃のときは、このような感じで使用しているのですが8210と電熱パッドの組み合わせであればなんとか1日作業し続けることができているのですが、ひとつ問題点があります。
僕の場合の問題点は電熱パッド(TC250)とバッテリー(AC260)は共に2021年モデルということでバッテリーが一つでは1日持たないことがあるという部分です。
しかし、その問題点を解消するために僕は以前からバッテリーを2台使いしているのです。それによって1日中バッテリー切れに悩むことなく仕事をすることができています。
ですが、僕のように2021年モデルのセットを使用している方は使い方によっては持続時間が短く途中でバッテリーが無くなるということが考えられます。
そう思うと持続時間も長く温度設定も高い2022年モデルTC500(バッテリーAC360使用)のセットが欲しいところです。(本当は僕も欲しいです・・でもガマンしてます)
それから約3ヵ月使用してみてのサイズ感についてですが、基本的にはこの記事の前半に書いた体感と変わりませんが、より電熱パッドの暖かさを感じるにはできる限り8210が体に密着できる状態にする方が効果を感じれるという点です。
これはそれぞれの作業環境によって動きやすさをとるのか、動きにくくても暖かさをとるのかによってサイズの選び方が変わってきますので判断が難しいところです。
僕が思うのはサイズが少し大きめであれば中に着こむことで密着度は上げれるのでワンサイズ大きめを買って余裕があり過ぎるならヒートテックなりを1枚着るなどして対処すれば問題ないと思っています。
もしサイズが小さめだった場合は逆に1枚脱がないといけなくなるので、寒い冬にそれは避けたいと僕は思うのです。
あくまでも僕個人の感覚になりますが。
サイズ選びは結構重要ですので作業環境やご自分の体格などを考慮して慎重に選んでいただければと思います。

結果、8210を体感すると手放せないという結論です
サーモクラフト【8210】メリットとデメリット
メリット
- 電熱パッド対応なので真冬でも暖かい
- 大型フード付きなのでヘルメットを被っていても頭部まで寒さを防げる
- 綿100%のアーミーサテンなので丈夫で丸洗いもできる
- 作り(生地の素材)がしっかりしているので電熱パッドなしでも暖かい
デメリット
- 他のジャケットタイプのものより価格が少し高め
- 作り(生地の素材)がしっかりしている分重さを感じる
- 作り(生地の素材)がしっかりしている分動きにくさを感じる
まとめ
今回はバートルサーモクラフト8210ジャケットタイプのレビューをお伝えしてきました。
8210はジャケットタイプということで上半身を完全防備できるようになっているため、とにかく暖かさを重視する方にはおススメとなっています。
生地は綿100%となっており、かなりしっかりとした作りになっていますので防寒着としての役割は充分果たしてくれます。
電熱パッドを使用しなくても暖かく感じるくらいですので、電熱パッドを使用することでその暖かさは更に増して真冬の寒さも凌ぐことを可能にさせてくれます。
真冬の屋外、屋内での作業やスポーツ観戦やキャンプなど寒さを凌ぐためのアイテムとしてバートルサーモクラフトの8210ジャケットタイプは防寒着として最強のアイテムとして心強い味方となってくれます。

バートルサーモクラフト8210おススメです!
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