どうも、く~とです
2024年2月、最新レビューを更新しています
今回ご紹介するのはニューバランスのランニングシューズML725です。
ニューバランスのシューズと言えば優れたクッション性能を特徴としたモデルが多いというのが一般的な印象として定着しているのではないかと思いますが、今回ご紹介するML725はそういった特徴を持ちながらもデザイン性も追求した個性のあるモデルとして人気のシューズとなっています。
普段使用しているシューズのクッション性や履き心地に物足りなさを感じている方や少しでも足腰に負担をかけずにウォーキングやランニングを楽しみたいという方、ちょっと個性的なデザインのシューズを探している方にはおススメのモデルと言えます。
今回はそんなML725の特徴をレビューと合わせてご紹介をしていきたいと思います。
今回の記事は
- ニューバランスML725について知りたい
- 履き心地のいいランニングシューズを探している
- 歩きやすくて疲れにくいシューズを探している
- おススメのランニングシューズが知りたい
そんな方にオススメの記事となっています。
履き心地のいいランニングシューズ!ニューバランスML725をレビュー!
ML725の特徴
ニューバランスの2000年代のランニングスタイルからインスパイアされたライフスタイルモデルとしても人気となっているのがML725です。
デザインは重厚さとスポーティーさを程よくミックスしたものとなっており、メッシュ素材で快適さを追求しながらスエードを使用したデザインが特徴で他とは違う個性を生み出しています。
ミッドソールにはニューバランス独自のテクノロジーとしてアブゾーブ(ABZORB)とC-CAP(シーキャップ)が使用されており、衝撃吸収と耐久性を兼ね備えているのも特徴となっています。
又、アウトソールには耐久性に優れたNdurance(Nデュランス)を搭載することで高いグリップ力と耐久性を実現しています。
※アブゾーブ(ABZORB) (ミッドソールに使用)
ニューバランスが開発した衝撃吸収と反発弾性を備えたソール素材で着地時に足に掛かる衝撃を吸収しながら、その衝撃エネルギーを反発させ推進力へと変換させることを可能にしています。
※C-CAP(シーキャップ) (ミッドソールに使用)
ニューバランスが開発した素材で圧縮したEVA素材をさらに圧縮成型し、軽量でクッション性能の耐久性も通常のEVA素材よりもかなり優れた素材となっています。.
※Ndurance(Nデュランス) (アウトソールに使用)
耐摩耗性に優れたラバーコンパウンドを改良した素材でかかと部に搭載することでシューズの寿命を向上させています。
ML725の仕様
ユニセックス
カラー:12色(ブラック、ベージュ、グレー、ブラウン他)
サイズ:22.0~30.0㎝
搭載機能
・ABZORB
・C-CAP
・Ndurance
素材アッパー:天然皮革/合成繊維
素材ソール:ゴム底
ワイズ(横幅):やや細見のD
重量:27.0㎝(片足)約390g
ML725購入の経緯
ここからはML725の購入の経緯を少しお話ししていきたいと思います
これまで僕は2010年にニューバランスML703(2010年当時はML503)と出会い、現在に至るまでリニューアルモデルや復刻版などを引き継ぎ長年愛用し続けててきました。
しかし、ML703は2020年を最後に再販売されておらず、現在はネット上で在庫が復活するのをこまめにチェックし、見つけては購入するという状況となっているのです。
しかし、残念ながら最近では在庫がないことが多く新たに購入することができないまま、現在所有している最後の1足を大事に履き続けているような状態となってしまいました。
これまで所有していた4足のうち3足はすでに履きつぶしており数カ月前にご臨終となってしまいました
このまま最後の1足となったML703を履きつぶしてしまうとそれに代わるシューズが無くなってしまい、僕にとっては大問題となってしまうのです。
それくらいML703は僕にとっては履き心地も相性も抜群のシューズで、足腰の負担を軽減させてくれる貴重なモデルだったのです。
※ML703についてはML703の記事を掲載していますので気になる方は是非そちらの記事もご覧いただければと思います。
そして、このままML703を新たに購入できないのは本当にまずいと感じそれに代わるシューズを数カ月前から探し始めたのです。
ML703を約13年もの間履いてきた僕にとってはニューバランスというメーカーへの信頼度はかなり高く、他のモデルを探すにしても選択肢としてはニューバランス一択でした。
そしてニューバランスの中でシューズの性能、機能性、デザイン、価格帯なML703に近いものを僕なりにいろいろ調べて探しました。
そして、いくつかの候補に絞り最終的に選んだのが今回購入したML725なのです。
ML725を購入するにあたり特に重要視したポイントが、
- クッション性の高さ
- フィット感
- 履き心地の良さ
以上の3つです。
この3つは僕がML703を履き続けてきた中で足腰に負担が掛かりにくいと感じたシューズとしての要素でもあります。
上記の3つのポイントに加え、価格帯とデザインを含めて最終的にML725がML703に代わりえるシューズだという結果となりました。
実際には価格がML703に比べると少し高いので、この先もML725で問題なし!とまでは言えないのが現状なのですが、現時点で僕にとってはML725がベストとなっています。
ML725をレビュー
ここからはML725を実際に履いてみてのレビューをしていきたいと思います。まずは画像を中心に
レビューの前に一点ご了承しておいていただきたいのが、ML703好きの僕がML703に代わる、もしくは同等のシューズを探してたどり着いた上でのML725のレビューとなっている点です。
ですのでML703との比較が少し多めのレビューとなっていると思いますのでご了承ください。
ML725 ブラック 27.0㎝
2023年5月購入 購入時の価格は(税込)14850円
横から見るとこんな感じです。格好いいです。
メッシュ素材とスエードで流麗なデザインとなっています。
ML725は多くのカラーバリエーションがあり、どのカラーにしようか迷ってしまうのですが今回僕が選んだのはブラックです。
黒と白とグレーの配色が派手過ぎず地味すぎずちょうどいいバランスとなっていて気にいってます。
後ろから見るとこんな感じです。
かかと左部分に見えるのはアブゾーブ(ABZORB)のロゴが入ったデザインでエアークッションが入っている訳でありません。
上から見るとこんな感じです。
ワイズはDでやや細めとなています。
※ワイズとは?
幅(ワイズ)は足囲(そくい)を測れば目安がわかります。足囲とは足の親指の付け根と小指の付け根を1周させたときの長さになります。
アウトソールはこんな感じです。かかと部分にはNdurance(Nデュランス)が搭載されているので耐久性が高くなっています。
ここからは実際に履いてみて感じたことを項目別にお伝えしていきます
クッション性
まずはクッション性について実際に履いてみた感想はというと、「めちゃくちゃクッション性が高いな」というのが第一印象でした。
僕はずっとML703を仕事用兼プライベート用として履いてきたのですが、この間ちょっとしたお出かけ用として他のメーカーのスニーカーもいくつか履いてきました。
しかし、第一印象でこんなにクッション性が高いと感じたのは2010年にML703(当時はML503)を履いた時以来の感覚でした。
本当に久しぶりに初めてML703を履いたときの感覚を思い出しました。その当時も「こんなクッション性の高いスニーカーがあったんだ」と感じたのですが、同じような驚きを感じました。
数歩歩いた瞬間に「これは買って正解だったな」と思いました。
フィット感
次にフィット感ですが、これは基本的に僕の足の形とシューズのシルエットとの相性が大きいように思うのですが、それを踏まえたうえでの感想になります。
足を入れたときの感覚としては悪くないけれどもML703ほどのフィット感は感じませんでした。
これはどういうことかというと僕の足の甲の高さとの相性が要因としてあります。ML703は僕の甲高にジャストフィットの形状だったのに対してML725は甲の部分がML703に比べると若干ではありますが低めの作りとなっているのです。
その結果、足全体を包み込まれる感覚が気持ち低くなりフィット感に違いを感じました。
このフィット感の不足を解消する方法としては靴紐を通す穴(アイレット)を6つ目まで通すことでフィット感は一気に上がります。
ML703の場合5つ目のアイレットまで通しておくとちょうどいいのですが、ML725の場合5つ目までだと少し心もとない感じになってしまいます。
ただし、6つ目まで通すことでフィット感が増しますが、脱ぎ履きがしにくくなるという弊害が生まれてしまうのでどちらを選ぶかは悩みどころです。
ちなみに僕の足のサイズは27.0㎝なのですが、27.0㎝でちょうどいいくらいですが、少し厚めの靴下を履くとほんの少し窮屈に感じます。
冬場に厚手の靴下を履く方や靴下を重ね履きするという方はワンサイズ大きめを選ぶことをオススメいたします。
安定感
次に安定感についてですが、何日か履いているうちに感じたこととしては、ML703に比べるとシューズの横幅が若干細めかなというふに感じました。
そのせいか歩いているときの安定感にML703とは微妙な違いを感じました。ML703が足幅全体でしっかり地面を踏み込めているという感覚に対して、ML725は歩いていてどっしり感が欠けているような感覚です。
逆に言えばML725は軽やかに歩けるという感覚でもあります。
これは単にシューズの横幅だけの問題ではなくシューズ全体のシルエットや素材の組み合わせによって起きる感覚の違いなのかもしれません。
歩きやすさ
次に歩きやすさですが、これはクッション性が高いこともあって軽やかに歩き進めることができます。
それとつま先部分の形状が緩やかに反りあがっている形状のせいか、踏み込みがしやすく楽に歩くことができる感じがします。
一歩一歩足が自然に出るという感覚です。これはML703には感じれなかった感覚で不思議な感じがしました。個人的に高評価です。
軽さ
次に軽さについてですが、僕が購入した27.0㎝の片足を実際に測ってみると395gありました。
これまで長年愛用してきたML703の27.0㎝の片足の重さが315gですからML725の方が80g重いということになります。
実際に購入時に手にしたときに少し重いなと感じたのですが、測ってみるとその通りの違いがありました。
これは少し重めの素材のアブゾーブ(ABZORB)を搭載しているからだと思われます。
ただ、不思議と歩いていて80gの重さを感じることはほとんどありません。
あくまでML703と比べるとそう感じるだけであって、ML703を知らない方にとっては特に気にならないと思います。
疲れにくさ
次に疲れにくさについてですが、まる1日歩き続けたときの疲れ具合でいうと、特に疲れやすいと感じることはありませんでした。
これは人によって体力の違いや体調の違いなどもありますので判断が難しい部分ではありますが、ML703を毎日履き続けてきた僕がML703と比べたらという点で比較すると、ほとんど違いは感じませんでした。
ML703と遜色のないML725ですので全く問題なしです。
履き心地
最後にこれまでの項目をすべてひっくるめての履き心地になりますが、一言でいうとかなり良いと思います。
シューズの評価って細かく言うといろいろあると思うのですが、最終的には「履き心地はどう?」っていうところに集約されるように感じています。
特に僕のような年代になってくると、とにかく身体に負担の少ない履き心地のいい実用性重視のシューズが良いシューズなのです。
そういった意味でも「ML725の履き心地はどう?」と聞かれると迷わず「いいですよ!」と答えれるシューズであると思います。
ML725とML703を画像で比較
2023年5月にML725(左)を購入時にML703(右)と比べてみました。
どちらもメッシュ生地ではありますが、ML725はスエードが使用されています。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、ML725の方がML703に比べると少し甲の高さが浅くなっています。
つま先部分はML725の方が緩やかに反りあがっています。それに対してML703は先の方だけ反りあがる形状となっています。
かかと部分もML725の方が少し浅くなっています。
靴底の形状は大きく違います。ML725の方は比較的シンプルな溝になっていますが、ML703はトレイルランニングシューズということで砂利道などでもグリップしやすいような形状となっています。
インソールです。左がML725(厚み5.5㎜)、右がML703(厚み4.0㎜)です。ML725の方が1.5㎜も厚みがあります。
この厚みの違いはクッション性や疲れ具合に大きく影響しそうですね。
ML725の方が価格が高いのにはミッドソールやインソールの素材やスエードなどの表面生地の違いが大きいのだと感じました。
価格が上がる分、上質な素材を組み合わせて作り上げられているので、それも納得です。
ここからは2024年2月現在の最新レビューとなります
2023年5月にML725を購入してから約9カ月が経ちましたが、現在の最新レビューをしていきたいと思います。
まず1、2度履いてから靴紐の交換をいたしました。
もうこれは完全に僕の好みなのですが、元の靴紐(やや丸形)より、綿(コットン平型)のタイプが好きなんですよね。
僕の場合、運動量が多いのでしっかり締め付けれる綿(コットン平型)の靴紐が断然しっくりくるのです。
まず、この9カ月の間どのような感じでスニーカーを履いていたかというと、現在所有している最後のML703を仕事用としてメインで履き、休日にML725を履きながらたまに仕事用としても履くという感じで使用してきました。
実際に9カ月両方のシューズを履き分けてみて感じたのは、ML703よりもML725の方がクッション性が高く感じるということ、しかしフィット感は最初の印象通りML703の方がしっくりくるということでした。
ML725は履き続けていくうちに良さ(質の高さ)を徐々に感じていくようになり、『特にクッション性の高さは抜群だな』と改めて思いました。
フィット感はML703にはほんの少し劣るものの平均的にみれば一般的な他のスニーカーに比べると全然問題ないレベルのフィット感はありますので不満はまったくありません。
ソールの素材の違いでML703に比べると若干の重さは感じますが、履き続けていると正直気になるような重さの違いも感じることはないです。
ML725はカラーによって価格帯が9000円代~18000円代とML703に比べると少し高めとなっているので、シューズの質や価格を考えると現状僕の中ではちょっと良いシューズという位置づけとなっているのです。
この結果、「仕事用としてはもったいなくて気軽に履いていけないな」というのが今の僕の気持ちです。
なので今はプライベートでのちょとしたお出かけ用のシューズとして履くようにしています。
じゃあ、『仕事用に履いていけるML703の代わりになるシューズはどうするん!』ということになるのですが、
この9カ月の間にいろいろ探し続けて新たな候補のシューズを見つけることができたのです
そのシューズは購入後まだ履くことができていませんので、実際に履いてみて良ければブログの記事として掲載したいと思っております。
ML703は現在も再販されていませんので、記事にしたくなるようなシューズであることを祈っている今日この頃です。
ML725のメリット、デメリット
メリット
- 高いクッション性(ML703と遜色ないクッション性がある)
- 頑丈で耐久性に優れている
- 雨でも滑りにくい
- カラーバリエーションが豊富
- メッシュとスエード生地で個性的なデザイン
- 履き心地がとてもいい
デメリット
- 少し重め(ML703に比べると約80g重い)
- 価格が少し高い
まとめ
今回はニューバランスのML725のご紹介をしてきました。
ML725はニューバランスの2000年代のランニングスタイルからインスパイアされたライフスタイルモデルとして2021年に発売以来人気のシューズとなっています。
スポーティーさの中に重厚さも感じる個性的なデザインとなっていて、素材もメッシュ素材とスエードを使用した他とは違う特徴のあるシューズでカラーバリエーションも他のモデルにはないほど多くなっているのもML725の特徴でもあります。
特に特徴的なのはニューバランス独自のテクノロジーを使用して生み出されているクッション性の高さと履き心地の良さです。
ミッドソールにはアブゾーブ(ABZORB)とC-CAP(シーキャップ)が使用されているため、高い衝撃吸収を実現し足腰の負担を軽減してくれます。
履き心地で定評のあるニューバランスのシューズの中でも高いクッション性を誇るML725で快適に気持ちのいいライフスタイルを過ごしてみてはいかがでしょうか。
ニューバランスのML725おススメです!
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